ラックアンドピニオン式のロータリアクチュエータではピストンの直線運動をピニオンを介して回転運動に変換させています。ラックアンドピニオン式のロータリアクチュエータは特に最大180°の回転角度が要求されるハンドリングテクノロジーで使用されます。
ラックアンドピニオンの特長はフラットなデザインにケーブルやメディアを通すための中空穴付フランジシャフトで、グリッパをアクチュエータ本体に簡単に組み付けることも可能です。これによりこれらのロータリアクチュエータは特にピックアンドプレイスまたはロボットアプリケーションに最適です。
Festoはラックアンドピニオンを持つロータリアクチュエータの世界有数のメーカーであり、あらゆるアプリケーションに適切なソリューションを提供しています。そのトルクは0.2~110Nm以上です。様々なクッションのバリエーションを持つため幅広い用途に適しており、 回転時間の短さを重視するか、負荷慣性モーメントの大きさを重視するかにより異なります。
Festoの製品レンジは多数の追加機能によって拡張されています。これらには中間位置モジュールや統合されたディストリビュータ、エンドポジションロックが含まれます。