比例方向制御バルブ

比例方向制御バルブは空気圧と油圧式で圧縮空気または作動油の経路を解放または遮断したり、流れ方向を変更したりします。これらのバルブはほとんどのサーボ空気圧位置決めシステムに不可欠なアクチュエータとなっています。

MPYE

Festoの比例方向制御バルブMPYEはアナログ制御が可能なピストンスライドバルブです。これは位置制御されたゲートバルブを備えており、位置コントローラおよびエンコーダとの組み合わせにより正確な空気圧位置決めシステムを構築できます。MPYEはシリンダ速度を変化させるスロットル機能と、移動方向を変化させる5ポート3ポジション機能によりニーズに合わせたカスタマイズが可能です。この比例方向制御バルブでは100~2000 l/minの流量を実現できます。

比例制御バルブ MPYE

VPWP

比例方向制御弁VPWPもピストンスライドバルブですが、アナログではなくデジタルで制御されます。VPWPの特徴は監視機能を備え、高い信頼性で適切な力制御を行う圧力センサを内蔵していることです。その他の機能としては自動識別、診断、クランプまたはブレーキユニット用の統合型デジタル出力などを装備しています。サーボ空圧アプリケーションではVPWPはほとんどの場合、軸コントローラCPX-CMAXおよびエンドポジションコントローラCPX-CMPXとともに使用されます。

比例制御バルブ VPWP

VPWS

比例方向切換バルブVPWSはコンパクトかつパワフルな新製品です。VPWSは非常に軽量で大流量を実現する15mmカートリッジ バルブです。VPWSは直接制御されるポペットバルブとして、酸素, 二酸化炭素, 空気, 亜酸化窒素, または不活性ガスといったガスの流れを安全かつ正確に調整します。ただし、VPWSには冗長性とエラー検出機能が含まれていないことに注意してください。VPWSの固定はサブベースを用いて行われます。

比例制御バルブ VPWS