実際のリーク検出

実際のリーク検出

オランダのTate & Lyle社でのEnergy Saving Service

FestoのEnergy Saving Serviceは世界中の産業プラントの運用コストを削減します。圧縮空気の生成、消費、品質を分析し、さらに的確なリーク検出をすることで隠れたエラーの原因を確実に見つけることができます。オランダのTate & Lyle社ではエネルギー効率のエキスパートが6000 l/minもの損失を発見しました。

車が燃料を消費しすぎるとそれはすぐにガソリンスタンドに行く回数に反映され、お財布にも響いてきます。産業プラントで圧縮空気を使いすぎても日々の業務の中ではすぐに気づくことができません。圧縮空気の損失は数ヶ月から数年かけて徐々に発生するからです。企業は圧縮空気の包括的な検査を自分たちで行う能力やノウハウを持っていないことがあるためFestoはそのような企業にEnergy Saving Serviceを提供しています。経験豊富なスタッフがコンプレッサやシステムの状態を分析し、実行計画を作成し、空気圧コンポーネントのメンテナンスを行い、最適な機械の状態を長期にわたって維持します。その結果、効率的な圧縮空気の生成、圧縮空気の消費量の削減、圧縮空気損失の大幅な削減が可能になります。製造プロセスの安定性が高まり、機械のダウンタイムが減少し、運用コストが下がります。圧縮空気の損失を100 l/min削減するだけで年間最大1000ユーロ節約できます。

競争要因としてのエネルギー

Tate & Lyle社は世界中の30以上の製造拠点で多種多様な原材料をグルコースシロップ、フルクトース、デキストロース、食品安定剤などの何百もの高品質な食品成分に変えています。グローバル市場で競争力を維持するために、オランダにあるTate & Lyle社の工場のメンテナンスマネージャであるRemo DubbeldはFesto Energy Saving Serviceを利用して全ての圧縮空気システムをテストすることにしました。「省エネはグローバルな競争にさらされているTate & Lyle社にとって重要な要素です。」(Remo Dubbeld) 「私たちは独自の省エネプログラムを持っていますがFestoのEnergy Saving Serviceはそれを完璧に補完してくれました。」

リーク検出によりコストを削減

Tate & Lyle社ではEnergy Saving Serviceのエキスパートがリーク検出に焦点を当てて作業を行いました。その理由は最適なリーク管理が圧縮空気のコストを決定的に削減するからです。Fraunhofer研究機構ISIの調査「Compressed Air Systems in the European Union」によると、リーク管理だけで節約ポテンシャル全体の約42%を占めます。各リーク箇所を確実に特定するために、Festoのスペシャリストはアムステルダムの製造工場全体のシステムや圧縮空気ラインを超音波検出器でスキャンしました。その過程で小さなリークはもちろん、接続部やバルブの緩みも検出されました。発見された全てのリークには印が付けられ、修理予定時間やスペアパーツなど、全ての関連データが記録されました。その結果、迅速かつ容易にリークをなくすための完全な実行計画ができあがりました。

努力が報われる

Tate & Lyle社にとってFestoのエキスパートの努力は報われました。「Festoは完璧なリーク検出を行い、我々のシステムを詳細にチェックしてくれました。」(Remo Dubbeld) 「多くのリークが見つかりました。合計で毎分6000リットルが失われ、これは圧縮空気にかかるコストの約8%に相当します。」圧縮空気の市場価格を0.025ユーロ/m³とすると、年間で約75,000ユーロの節約になります。

対策の拡大

Tate & Lyle社は現在、Festoをはじめとするパートナーのサポートのもと、月に一度のペースでリーク検出と修理を行っています。「Energy Saving Serviceの従業員は非常によく訓練されており、我々が指定した安全ガイドラインを厳守してくれました。」DubbeldはFestoとの協力関係について語ります。このオランダでの成功を受けてTate & Lyle社の他の製造拠点からも関心が寄せられています。「他の工場の同僚にもEnergy Saving Serviceのことを話しています。」メンテナンスマネージャである同) 「彼らはオランダの場合と同じ省エネプログラムを持っており、現在私たちは他のヨーロッパの工場でも対策を実施する計画を立てています。」

  1. Festoカスタママガジン"trends in automation", 2013年2号掲載
概要