2.5秒ごとに新しい部品を製造

Primon AutomazioniはFestoのノウハウを採用しています

多くのシステムインテグレータは従来の空気圧機器に代わって電動テクノロジーを採用すべきかどうかという問題に直面します。イタリアのPrimon Automazioniはすでに長い間この戦略を追求してきました。Primonは信頼性, フレキシビリティ,モジュール性の点で貴重な経験を積んでいます。最新例:自動車に用いる油圧コネクタ組み立てのための新しい生産ライン。

サイクルタイムが大幅に加速

このイタリアの機械メーカーによる最新のシステム開発の成果は自動車産業における油圧コネクタのための完全自己制御型組立ラインです。電動アクチュエータ, ブラシレスモータ, Festoのサーボドライブを備えた複数の全自動組立ステーションで構成されたこの生産ラインは2.5秒ごとに新しい部品を生産することができます。この機械には30のコネクタ構成オプションを含むすべてのプログラムが保存されています。このため生産ラインはロードされたワークに応じてすべての軸の作業ストロークを変え、これによって自動的に調整されます。独自に開発されたソフトウェアはシステムの高いフレキシビリティを可能にすると同時に、ユーザーにとっての簡単な操作や迅速な技術更新を保証し、ソリューションの機能と効率を継続的に最適化しています。

従来の空気圧から電動ドライブテクノロジーまで

Festoはすでに長らく、電動ドライブの大手サプライヤとして同部門を牽引する存在です。新しいCMMTサーボドライブコントローラ, EMMT-ASサーボモータ, EMMS-STブラシレスステッピングモータに2018年に導入されたFesto Automation Suiteソフトウェアにより、Festoはパートナーとともに技術の変遷に積極的に関与しています。完全な電動オートメーションへと歩を進める Primon Automazioniの戦略的ビジョンは新しいELGC/EGSC コンパクト軸と新しい CMMTサーボドライブの性能を組み合わせた事実に反映されています。CMMTによって利用可能になったデータのキャプチャ, 監視および分析を行い、それらをホストシステムに完全に統合することでデジタル化が決定的に躍進します。Remote ManagementとRemote AssistanceはPrimon Automazioniですでにしっかりと実践されています。お客様が設定したVPN経由でFesto Automation Suiteを使用すると、現場にいなくても組立ラインの動作を常に監視および調整できます。

Primon Automazioni ロゴ

2020年に初公開