クラス最小のロータリグリッパモジュールは多くのアプリケーションにおいて小型の物体のハンドリングに最適です。EHMDは多種におよぶサンプルバイアルを問題なく開けることができるなど、ラボオートメーションに特に適しています。独自のZモジュールが切換時間を要さずキャップのネジピッチに自動的に対応します。またEHMDはフォースモードでモータコントローラCMMO-STやCMMT-STと簡単に統合可能です。
EHMDはインビトロ診断, 細胞やゲノム研究, バイオ・製薬業界における品質検査などの分野で絶対的な信頼性を発揮します。またサンプルの調合や分析, 遠心分離機のロード, マイクロウェルプレートの把持や回転に位置決め、さらにはサイズが異なるサンプルバイアルの開閉にも使用できます。3Dガントリと組み合わせればカメラによるクオリティ検査やバーコードの認識, ラベルプリンタによる印刷プロセスを実現することができ、小型部品の組み立てや電子機器産業、食品・飲料産業などでの活用が期待できます。
EHMDには電動式または空気圧グリッパの2つのバージョンがあります。いずれも回転角度は無制限です。