これでメカからコントローラに至るアクチュエータパッケージのコミッショニングはかなり簡易化できます。PCベースの無料ソフトウェアFesto Automation Suiteを使えば使用するプログラムは1つのみで作業を進めつつ、すべての情報とツールをいつでも利用することができます。
Festo Automation Suiteなら時間を節約し、クリック回数も減らすことができるその理由が動画でご確認いただけます。たとえば、すべてのFestoコンポーネントの基本機能がすでに統合されていることもその理由のひとつです。パラメータ設定やプログラミング、メンテナンスが1つのプログラムに統合されており、ソフトウェアがマシントポロジーをわかり易く視覚化することなども挙げられます。
こちらの動画ではその他にも納得できる理由が多数ご覧いただけます。
バルブターミナルの診断データの照会やサーボドライブコントローラのパラメータを作成する場合でもユーザーインタフェースの外観は常に同じであるため、操作方法がすぐにわかります。モジュラ構造、ユーザーフレンドリーなデザイン、ドラッグアンドドロップによりコミッショニングが直感的かつ簡単に可能
経験が浅い場合でもこのプラグインならアクチュエータシステムをすぐに利用可能になります。初回のコミッショニングのウィザードでは最も重要な設定を確認し、アクチュエータシステムを確実かつ簡単に運転可能な状態にします。コンポーネントを選択しいくつかのパラメータを入力したらこれらをCMMT-ASにロードして完了です。
エキスパートビューではCMMT-ASプラグインを使用してデバイス内のすべてのパラメータへのフルアクセスでき、さらに大幅な最適化を行えます。最新のプラグインをインストールしていない場合でもプラグインは最新のファームウェアの機能範囲に自動的に適応するため、新しいファームウェア機能のパラメータの利用が可能です。
Festoコンポーネントに接続するとすぐにプラグインが潜在的な診断メッセージの一覧を表示 保存されている直近のメッセージ履歴を使用して潜在的なエラー原因や二次エラーについて結論を出すことができます。トレース機能ではデバイスの信号曲線が高周波で記録されます。これにより監視が難しいイベントをより適切に分析できるようになります。
グラフィカルインターフェースによってCPX-Eの個別のモジュールをすばやく簡単に構成・パラメータ化することができます。ドラッグアンドドロップでモジュールの変更や入れ替え、削除/追加しすべてのモジュールとチャンネルのパラメータを簡単に設定します。
IEC 61131-3に準拠したコントローラのプログラミングには、既存のエディタを使用します。CODESYSのプラグイン拡張機能はCPX-Eプラグインにシームレスに統合されます。これによりCNC機能やカムディスク機能を持つSoft Motionアプリケーションを介した単純なPoint-to-pointの動きから、PLCopen Part 4に準拠のロボットアプリケーションに至るまでご使用のコントローラをプログラミングします。
マウスやキーボード操作を100回しなくともわずか2クリックで全て完了しです。CMMT-ASをCPX-Eコントローラにラインで接続すると、プラグインが必要なライブラリをすべて統合・プロセスデータをカップリングし、アクチュエータパラメータを採用します。ドライブシステムは制御プログラムですぐに使用可能です。つまり、機械のシーケンス設定やコミッショニングに費やす時間を増やせるということです。